少女と過保護ーズ!![完]
「八雲さん…」
「ん?」
部屋まで連れて行く途中、辛くて瞳を瞑ってたハイネが目を開けて、こっちを見上げる。
赤く上気した頬。
潤んだ大きな瞳。
熱で苦しんでる本人には申し訳ないが、普段の幼さが成りを潜め、なんとも色っぽい。
誰にも見せられねぇな…。
「おーおー!色っぺぇじゃねぇの、チビ助!」
「!!??」
「今のチビ助なら……ヌゴッッ!?」
突然、気配もなく現れた桂。
びっくりしたのと、ハイネを見られたくなくて、桂の顔を片手でワシ掴む。
「イダダダダダダダタ!!」
「「見んじゃねぇよ」」
「チビ助まで!?」
ハイネと声がハモる。
ホント見んじゃねぇよ。コイツを見ていいのは俺だけだ。
そのまま、ペイッと桂を放り投げる。
階段に向かって。
ちなみにココは2階。
「ぬぐぁぁぁぁぁっっ!!あたしのことは遊びだったのねぇぇぇっっ!!」
何言ってんだ(呆)
「!!??」
「いや、本気にするな」