少女と過保護ーズ!![完]
ニヤっと俺が笑えば、真っ赤になる顔を押さえ、そっぽを向く八雲。



やっぱり、昔じゃ考えられない姿だ。



「人が珍しくシリアスだったってのに、お前のせいで台無しだ」



一番ぶつけた鼻を撫でながら言えば



「へぇ…シリアス…ねぇ」


「なっなんだよ!?俺だってヤるときはヤるぞ」←??


「総長のシリアスの理由、ぜひ知りたいねぇ。言ってみ」


「言うかッッッ!!!!」



クソッ!!いつの間にか形勢逆転してやがる!!



じゃなかった。



「ホレ」


「あ?」



俺は、目的のものを八雲に差し出した。


それは。



「テレレ・テッテテ~!冷~え~ピ…」


「サンキュ!!助かった!!」

「あ……」



俺からソレをもぎ取ると部屋に一度戻って行く。


クソッ!!

最後まで言わせやがれ!!


「チビ、大丈夫か?」

「熱がちと高いから、明日も下がらないようなら病院に連れてく」


出てきたヤツにそう問えば、瞬時に答えが返ってくる。
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