少女と過保護ーズ!![完]
「わかった。後で麻也がポカリやらプリンやら買ってくるだと」


「そうか」


八雲は柔らかく笑ったかと思えば、すぐに表情を引き締めた。


「奴らは?」


「車庫に連れてった。ありゃ、一般人だ。族関係じゃねぇ」


「一般人ねぇ」


八雲の考えてることがわかる。


暴走族だからと、こういう犯罪はすぐに俺らが疑われる。


だが、犯罪は小さな種でもすぐ育つ。


今の時代、誰が犯罪者になってもおかしくない。


「だが、アイツと関わりがあった」


「アイツ?」


「後藤田虎次郎」


大層な名前だ。


まぁ、顔には合ってるけどな(笑)


「ああ…」


あからさまに嫌な顔したな。


「目が合ったとか、なんとかで、イチャモンつけられてボコられたんだと」


「………」


「んで、今日偶然、後藤田と仲良さげに話してるさっきの女を見て」


「後藤田は無理だから、女を襲ってやろうと?」


「ご名答」
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