追放されたチート魔導師ですが、気ままに生きるのでほっといてください
パナムが感激のあまりプリシラの手を取った。
「ここまで効力が高い治癒魔法なんて、教会の司祭様でも使えないですよ!? 一体どこでこんな魔法を勉強したのですか!?」
「え? ど、どこでって……独学、かな?」
「えええっ!? 独学でこんなにすごい魔法を覚えたんですか!? やっぱりプリシラ様って、伝説の聖女様なんじゃないですかっ!?」
パナムの声を聞いて、酒場の一室にどよめきが起きた。
聖女の再来は誰しもが望んでいることだった。聖女ウルスラは十年前に獣人戦争を終結させたあと人々の前からこつ然と姿を消したからだ。
しかし、人々に再来を望まれている救世主だろうとプリシラにとって聖女は忌み嫌うべき存在だった。
聖女ウルスラは類稀な力で人々を助けたが、無抵抗の魔獣を無慈悲に葬ったからだ。
たとえ救世のためとはいえ、その行為は狩り人のルールに大きく反しているため、プリシラはどうしても聖女のことが好きになれなかった。
「だ、だからあたしは聖女なんかじゃないってば! もう、やめてよね!」
「ここまで効力が高い治癒魔法なんて、教会の司祭様でも使えないですよ!? 一体どこでこんな魔法を勉強したのですか!?」
「え? ど、どこでって……独学、かな?」
「えええっ!? 独学でこんなにすごい魔法を覚えたんですか!? やっぱりプリシラ様って、伝説の聖女様なんじゃないですかっ!?」
パナムの声を聞いて、酒場の一室にどよめきが起きた。
聖女の再来は誰しもが望んでいることだった。聖女ウルスラは十年前に獣人戦争を終結させたあと人々の前からこつ然と姿を消したからだ。
しかし、人々に再来を望まれている救世主だろうとプリシラにとって聖女は忌み嫌うべき存在だった。
聖女ウルスラは類稀な力で人々を助けたが、無抵抗の魔獣を無慈悲に葬ったからだ。
たとえ救世のためとはいえ、その行為は狩り人のルールに大きく反しているため、プリシラはどうしても聖女のことが好きになれなかった。
「だ、だからあたしは聖女なんかじゃないってば! もう、やめてよね!」