LOVEREVENGE~エリート弁護士と黒い契約結婚~
それから、可奈とはとても仲良くなった。
その可奈との交遊が母親にバレないかとヒヤヒヤとしたが、
携帯電話等を持っていない私は、それを母親に知られる事はなかった。
可奈にも、うちには絶対に電話とかしないで、と、その電話番号を教えなかった。
色々と話して行くうちに、
可奈もそれなりに悩みを抱えていて、
昔、両親が離婚していて、父親に引き取られたけど、
一年程前に父親が再婚して、その継母と上手く行っていないのだと。
私も、自分の母親との関係を、全て可奈に話した。
「それ、お母さんがおかしいよ?
結衣は悪くないのに」
そう言われる迄、自分が悪いから母親に嫌われているのだと思っていた。
私の顔が、母親の嫌いな姑に似ているのも、私が悪いんだって。
私は悪くないんだ。
「結衣勉強出来るから、絶対に大学行って、
いい所に就職して、そんな母親と縁切りなよ」
その可奈の言葉に、うん、と強く頷いていた。
その可奈との交遊が母親にバレないかとヒヤヒヤとしたが、
携帯電話等を持っていない私は、それを母親に知られる事はなかった。
可奈にも、うちには絶対に電話とかしないで、と、その電話番号を教えなかった。
色々と話して行くうちに、
可奈もそれなりに悩みを抱えていて、
昔、両親が離婚していて、父親に引き取られたけど、
一年程前に父親が再婚して、その継母と上手く行っていないのだと。
私も、自分の母親との関係を、全て可奈に話した。
「それ、お母さんがおかしいよ?
結衣は悪くないのに」
そう言われる迄、自分が悪いから母親に嫌われているのだと思っていた。
私の顔が、母親の嫌いな姑に似ているのも、私が悪いんだって。
私は悪くないんだ。
「結衣勉強出来るから、絶対に大学行って、
いい所に就職して、そんな母親と縁切りなよ」
その可奈の言葉に、うん、と強く頷いていた。