LOVEREVENGE~エリート弁護士と黒い契約結婚~
暑い部屋の中、畳の匂いを強く感じた。


円さんの上に乗り、その体を組み敷くと、
俺を見上げるその目から涙が流れていた。


それを見ても微塵も心に痛みを感じなくて。


辞めようなんて気持ちが起きるどころか、心も体も円さんとヤりたくてどうしようもなかった。


見よう見まねで、円さんにキスをした。

それは、いつか見た篤の母親とその彼氏との生々しいキス。


円さんはやはり凄く抵抗していたけど、
俺の力の方が強かった。


これが、俺にとってファーストキスで、甘い思い出には程遠かった。



「――お願い…斗希君…辞めて…」



円さんはその言葉を最後に、
泣いてるだけで何も言わなくなった。


円さんのブラジャーを外し、
露になった白くて柔らかいその胸を、夢中で揉んで、吸い付くように舐めていた。


ずっと憧れていた円さんをそう出来て、
思わず笑ってしまうくらい気持ちが高揚していた。


弄ぶ、という言葉が当てはまるくらいに、俺は円さんの体を触り、色々見た。


そして、俺も衣服を全部脱ぎ捨て、
それを、円さんの中へと挿れた。


そのぬるりとした感覚の気持ち良さに、
自然と腰が動いていた。


自分でするのとは違う、その感じ。


いつも、自分でする時は円さんの事を考えてしていたけど、
その想像よりも、現実の方がとても気持ち良かった。


そして、イクかもしれないと思った時、
慌てて、引き抜いていた。


円さんの内腿に、それが飛び散る。


一瞬、冷静になったのか、
この人を妊娠させてはいけない、と思った。


そして、畳の上で体を丸め、泣き続ける円さんを見ていて、
とても、気持ちが冷めて行くのを感じた。


一般的な、一回ヤッたら冷めた、と
いうのとはちょっと違うのだけど、

あえて言葉にするなら、手が届かないから、この人の事を好きだったのだと思った。


憧れのお姉さんだった、この人が好きだった。

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