8月25日(前編)
「え?んなわけないじゃん。ただの幼馴染だよ」

朝陽だって、そう思っているはず。

幼い頃から一緒にいるから、朝陽のことは家族も同然と思っていた。


だからそういう目で見ることなんてあり得なかった。


「そうかな〜?」

「そうだよっ、麻美ならイケるって」

麻美は朝陽のタイプのほとんどに当てはまっていた。


そんなこともあり、朝陽は麻美のことが好きなんじゃないか、って思っていたぐらいだ。

だから本気でお互いのことを推していたつもりだった。


麻美が意を決して、朝陽に告白すると言った時は嬉しかったし、絶対にうまくいくと思っていた…。
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