天敵御曹司は純真秘書に独占欲を刻み込む~一夜からはじまる契約結婚~

「も今はこれ以上したら、歯止めが利かない。こんな足の佐知に無理はさせられない。俺はここで座ってるからシャワー浴びてきて」

そう言うと、すとんと胡坐をかいて龍一郎さんは廊下に座り込み目を閉じた。
そんな龍一郎さんがかわいくて、大切で私は初めての言葉を発する。

「ありがとうございます。龍一郎さん、大好き」
それだけを言い逃げすると、私は浴室の中へと逃げ込んだ。
ゴンと扉に頭を打ち付ける音が聞こえたが、それは聞かなかったことにして私はシャワーを浴びた。
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