地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
「すっげぇ幸せそうに食べるんだな?」
左隣の明人くんにちょっと驚いたように言われた。
「良い顔するよなー。じゃあこれも食ってみる?」
そう言って右隣の勇人くんが一口大に切られたステーキをあたしの前にフォークに刺した状態で差し出す。
いや、人のものを食べるのは……。
でもステーキ……気になってたんだよね……。
そう思ってしまった。
そして思ってしまったら食の誘惑に弱いあたしはつい深く考えもせずパクリ、とそのまま食べてしまった。
お、美味しい~!
ステーキって硬くなりがちだけど、これは冷めても柔らかい。
本当にここって学校の食堂? 高級レストランとかじゃないの!?
そう思ってしまうほどここの料理は美味しかった。
「はは、本当に食った。じゃあ俺のポテトサラダも食ってみるか?」
そして今度は明人くんがフォークでポテトサラダをすくって差し出してくる。
勇人くんのステーキを食べてしまった後ということもあって、これは良くないんじゃ、なんて思うこともしなかった。
パクッ
あ、ポテトサラダもホクホク感残ってて美味しい。
もう、メインじゃなくても美味しいってすごいなぁ。
左隣の明人くんにちょっと驚いたように言われた。
「良い顔するよなー。じゃあこれも食ってみる?」
そう言って右隣の勇人くんが一口大に切られたステーキをあたしの前にフォークに刺した状態で差し出す。
いや、人のものを食べるのは……。
でもステーキ……気になってたんだよね……。
そう思ってしまった。
そして思ってしまったら食の誘惑に弱いあたしはつい深く考えもせずパクリ、とそのまま食べてしまった。
お、美味しい~!
ステーキって硬くなりがちだけど、これは冷めても柔らかい。
本当にここって学校の食堂? 高級レストランとかじゃないの!?
そう思ってしまうほどここの料理は美味しかった。
「はは、本当に食った。じゃあ俺のポテトサラダも食ってみるか?」
そして今度は明人くんがフォークでポテトサラダをすくって差し出してくる。
勇人くんのステーキを食べてしまった後ということもあって、これは良くないんじゃ、なんて思うこともしなかった。
パクッ
あ、ポテトサラダもホクホク感残ってて美味しい。
もう、メインじゃなくても美味しいってすごいなぁ。