地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
「もし司狼と如月二人だけの問題ではなく、周囲を巻き込んでの対立となったら? そしてそれが警察沙汰になるくらい大事になったら? そうすればいくら直接的な関係がないと言っても業務提携はし辛くなってしまうだろう?」
「なっ⁉」
「業務提携は信頼も大事だ。息子間の問題といえど警察沙汰になるくらいの対立をして信頼が築けるかな? そこをマスコミにも突かれたら提携どころじゃなくなるだろう?」
「……」
もはや言葉が出なかった。
話が大きすぎて一学生でしかないあたしにはどうも出来ないことだったし……。
でも、今の話から分かってしまったことがある。
文化祭前日の抗争で感じた作為。
スターターピストルや爆竹は誰が鳴らしたのか。
刃物は持ち込まないはずの抗争で、何故ナイフを持ち出した人がいたのか。
それらが今の話と繋がった。
「だから、《月帝》と《星劉》が抗争をするように仕向けたんですか? 警察沙汰になるくらい大事になるように、何人かにナイフを持ち出すようにそそのかしたんですか?」
繋がってしまうとそうとしか思えず、聞く。
「そう、ご名答」
案の定稲垣さんは否定もしなかった。
「なっ⁉」
「業務提携は信頼も大事だ。息子間の問題といえど警察沙汰になるくらいの対立をして信頼が築けるかな? そこをマスコミにも突かれたら提携どころじゃなくなるだろう?」
「……」
もはや言葉が出なかった。
話が大きすぎて一学生でしかないあたしにはどうも出来ないことだったし……。
でも、今の話から分かってしまったことがある。
文化祭前日の抗争で感じた作為。
スターターピストルや爆竹は誰が鳴らしたのか。
刃物は持ち込まないはずの抗争で、何故ナイフを持ち出した人がいたのか。
それらが今の話と繋がった。
「だから、《月帝》と《星劉》が抗争をするように仕向けたんですか? 警察沙汰になるくらい大事になるように、何人かにナイフを持ち出すようにそそのかしたんですか?」
繋がってしまうとそうとしか思えず、聞く。
「そう、ご名答」
案の定稲垣さんは否定もしなかった。