望月先生は甘くない ~年下ドクターの策略~
Side 柚葉

目の前で平手打ちをされた優弥さんに私は驚いて動けなかった。

その叩いた本人である、可愛らし上品な女性が私を振り返り謝罪をする。
そこでこの人が優弥さんが結婚した人だと気づく。

「あなたも反対側をいかがですか?」
いかにもお嬢様という感じのその女性の言葉に、私は驚いて目を丸くした。

「柚葉さんは何も知らない」
望月君の言葉に、私はハッとして彼を見つめた。

どういうことだろう? まったく意味が解らないが、大林が断罪されたことだけがわかり、私は小さく首を振った。
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