望月先生は甘くない ~年下ドクターの策略~
「初めはそうだけど、柚葉さんだけなんだ。女嫌いな俺がこんなにも一緒にいたいし、守りたいし、甘えたいし、初恋なんだ!」
爆弾発言まで飛び出して、私まで恥ずかしくなってしまう。
きっとうなじまで真っ赤だろう。
もうとっくに許してるし、彼の気持ちが嬉しいし、さっき優弥さんに言ってくれた言葉に救われた。
本気で私のことを思ってくれ、優弥さんに怒ってくれていた。
しかし、すぐには許したくなくて、もう少し望月君が私に一生懸命になっているのが見たかった。
「騙されてたんだ……」
小声で言えば、望月君が私の顔を覗き込む。
「柚葉さん、どうしたら許してくれる? ずっと話さないとと思ってたんだ……」
そこにまたいいタイミングで、スマホが音を立てる。
それは千堂さんだった。
【いつでもまた声を掛けてね】
軽い感じのメッセージについ、私も苦笑する。