望月先生は甘くない ~年下ドクターの策略~
千堂さんの大人の付き合いは今だよくわからない。もちろんもう会うつもりもない。
しかし、それを言わず、私は画面を見せながら、望月君をジッと見つめる。
「もう、私がよそ見しないようにしてくれる? それに嘘はつかない?」
真剣な表情で彼を見れば、何度も望月君は頷く。
「今度嘘ついたら、千堂さんに連絡しちゃうから」
もちろんそんなことするつもりもない。私にはもう彼だけしか一緒にいたくない。
「絶対にそんなことしない!」
その言葉に私はニコリと微笑むと、キュッと彼に抱き着いた。
「ふふ、また新しい望月君がみれちゃった」
可愛いカレも、男らしいカレも、必死なカレも。
すべて私しか知らない望月君だ。