望月先生は甘くない ~年下ドクターの策略~
「あっ、でも、将来は子供も欲しいから……その時は無理はさせたくないけど……」
サラリと言ったその言葉に、私はまた頬が熱くなる。
「やっぱり柚葉さん、かわいすぎ」
「初めはちょろいって言ったくせに」
照れ隠しのように言えば、望月君は屈託のない笑顔を浮かべた。
「やっぱり柚葉さんといると、笑えるし幸せだ」
「私も幸せだよ」
照れながら言えば、また、ベッドへと引きずり込まれる。
今日だけはいいか。そう思いながら、私もまた望月君に手を伸ばした。
私に本当の恋の甘さも切なさも教えてくれた望月君。
これからも色々あると思うけど、少しずつ一緒に歩いていければいい。
いつまでも、私のまえでは素の望月君でいて欲しい。
私はそう願った。
END


