望月先生は甘くない ~年下ドクターの策略~
食べ物とお酒だけに視線を向けていると、意外にも望月先生は新しい薬がどうとか、治療法が確立されたとか、熱心にドクターたちと語り合っていた。
こういう話をしたいが、女の子たちがついてきてしまったのかもしれない。
ドクターとしては優秀なのは私もわかっている。
何人もの難しい症例の子供たちを担当しているし、いつも患者さんにも、そのご家族にも真摯に向き合っているのをこれまで見てきた。
まったく、私の話などする気のない様子に、あのハンターみたいな子の、風よけにつかわれたことは腹立たしいも、まあいっか。と私は小さく息をつくと隣の先生を見た。
そんなとき、ふと私の肩に重みを感じた。