望月先生は甘くない ~年下ドクターの策略~
どれぐらい眠っていたのだろう。目を開ければズキッと頭は痛む。しかし目の前に見えたのは見慣れた天井だった。
冷房の効いた部屋は心地よくてサラリとしたシーツが素肌に触れた。
え?
その感触に驚いて身体を起こせば、タオルケットがバサリと落ちて、自分が下着姿だということがわかった。
「なんで!」
そう言えば、静かに低い声が聞こえた。
「それは自分のせいですよね?」
明らかに怒気を含んだその声に、私はビクリとその方を見た。
1Kの私の部屋はベッドに、テーブルと二人用のソファーがある。そこに足を組んで明らかに怒りを湛えた瞳があった。