訳あり無表情少女と一途な旦那 〜異世界編〜
蓮side
翌日
栞がザキロ王と話があるって、王の自室に

「シオリ、話とは何だ?」
「…私も、精霊を宿しました」
「「!?」」
「そうか 出来たのか…」

ザキロ王は慈愛の表情を栞に向ける

「ならば、姿を現してくれるかの?」
「レノ…」
〔はい〕

栞の後ろに現れたのは、エルフみたいな男の人

「…レノ、久し振りだの」
「レノ殿、お久し振りです」
「ザキロ王、ソル殿、お久し振りです」
「あ、あの…、この…人?は…?」

紫音がしどろもどろに聞く

「この者は、光の精霊…レノ。シオリに宿っていた精霊だ」

栞に宿ってた精霊…

〔初めて目に掛かる方もいる様ですね〕

精霊は俺と紫音が見える様に移動して

〔私は光の精霊…レノと申します。気軽にレノとお呼び下さい〕

光の精霊…レノ


その後
俺と紫音は剣術を習う為にソルと稽古場へ
栞はザキロ王ともう少し話すらしい


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