誘惑の延長線上、君を囲う。
久しぶりに自分の部屋で寝る。陽翔君が泊まりに来た以来だ。
日下部君は何をしてるのかな?寝ようと思い、目を閉じても思い出すのは日下部君の事。今日は、あの時みたいにメッセージは来ない。分かってはいるけれど、切なくて寂しいや。
学生時代みたいに片思いしてただけの方が、精神的にも安定していたと思う。あの時は話せるだけで嬉しくて、舞い上がっていた。……でも今は、純粋な関係ではないから、話すのも辛い。思い出に浸りつつも、現在の関係性に疑問符を投げかける。
このままで良いはずが無い。そう思えば思う程、再び涙が溢れてしまう。
──翌日、案の定、瞼は腫れ上がった。泣きながら寝てしまった様で、頬には涙の後が残っている。目元を冷やしてみたが、腫れは引かず。仕事を休む訳には行かないので、化粧で誤魔化してみる。
やっぱり、駄目か……。多少の誤魔化しは効いたが、完璧には隠せなかった。
「おはよう。目玉焼き焼いてみた。ベーコンがカリカリになった……」
一緒に住んでるので、日下部君に会わない訳にはいかない。朝食をとらずに先に出かけようとしたら、見つかってしまい、リビングに連れて行かれた。朝食は早めに出て、ベーカリーカフェで食べて行こうかな?と思っていたのだけれど……。
カタンッ。日下部君の焼いてくれた目玉焼きとベーコンがのったお皿がテーブルに出された。
日下部君は何をしてるのかな?寝ようと思い、目を閉じても思い出すのは日下部君の事。今日は、あの時みたいにメッセージは来ない。分かってはいるけれど、切なくて寂しいや。
学生時代みたいに片思いしてただけの方が、精神的にも安定していたと思う。あの時は話せるだけで嬉しくて、舞い上がっていた。……でも今は、純粋な関係ではないから、話すのも辛い。思い出に浸りつつも、現在の関係性に疑問符を投げかける。
このままで良いはずが無い。そう思えば思う程、再び涙が溢れてしまう。
──翌日、案の定、瞼は腫れ上がった。泣きながら寝てしまった様で、頬には涙の後が残っている。目元を冷やしてみたが、腫れは引かず。仕事を休む訳には行かないので、化粧で誤魔化してみる。
やっぱり、駄目か……。多少の誤魔化しは効いたが、完璧には隠せなかった。
「おはよう。目玉焼き焼いてみた。ベーコンがカリカリになった……」
一緒に住んでるので、日下部君に会わない訳にはいかない。朝食をとらずに先に出かけようとしたら、見つかってしまい、リビングに連れて行かれた。朝食は早めに出て、ベーカリーカフェで食べて行こうかな?と思っていたのだけれど……。
カタンッ。日下部君の焼いてくれた目玉焼きとベーコンがのったお皿がテーブルに出された。