誘惑の延長線上、君を囲う。
「……随分と大袈裟な荷物だな?」
「女の子はね、いつもこれくらい必要なの!」
車から降りてアパートの階段下で待っていた日下部君が二階から降りてくる私を見つけて、キャリーバッグを受け取ってくれた。
「泊まる気、充分じゃん」
私の肩を抱いて耳元で囁いた。私は自分の顔が次第に火照っていくのを感じた。
日下部君の自宅マンションに行くまでにコンビニに寄り、酒類とツマミになりそうな物をカゴに入れた。ついでに朝食に使えそうなベーコンやカットレタスなども見繕い、レジに持って行く。
日下部君が支払おうとしたが、先程の映画と焼肉代は日下部君持ちだったので頑固として払わせなかった。私が会計を済ませるとコンビニ袋の荷物を受け取り、車に乗せる。
「日下部君には出して貰ってばっかりだから……明日のお出かけ代も私が出すからね!」
自分自身も車に乗ってから、日下部君に啖呵を斬った。
「別に良いのに気にしなくて。女と二人きりで出かけるのに、男として格好つかないだろ。ましてや、嫁さん候補と出かけるのに……」
「と、とにかく……!私が明日のお出かけ代は出すからね!」
”嫁さん候補”と呼ばれるとくすぐったくてたまらない。照れを隠す為に話の流れを元に戻す。
「女の子はね、いつもこれくらい必要なの!」
車から降りてアパートの階段下で待っていた日下部君が二階から降りてくる私を見つけて、キャリーバッグを受け取ってくれた。
「泊まる気、充分じゃん」
私の肩を抱いて耳元で囁いた。私は自分の顔が次第に火照っていくのを感じた。
日下部君の自宅マンションに行くまでにコンビニに寄り、酒類とツマミになりそうな物をカゴに入れた。ついでに朝食に使えそうなベーコンやカットレタスなども見繕い、レジに持って行く。
日下部君が支払おうとしたが、先程の映画と焼肉代は日下部君持ちだったので頑固として払わせなかった。私が会計を済ませるとコンビニ袋の荷物を受け取り、車に乗せる。
「日下部君には出して貰ってばっかりだから……明日のお出かけ代も私が出すからね!」
自分自身も車に乗ってから、日下部君に啖呵を斬った。
「別に良いのに気にしなくて。女と二人きりで出かけるのに、男として格好つかないだろ。ましてや、嫁さん候補と出かけるのに……」
「と、とにかく……!私が明日のお出かけ代は出すからね!」
”嫁さん候補”と呼ばれるとくすぐったくてたまらない。照れを隠す為に話の流れを元に戻す。