Your PrincessⅡ
少年騎士団。
クリスには聞き覚えのある言葉だった。
引っ越す前、近所で少年騎士団に入団するという男の子を知っているからだ。
「最初から…奥様は決められていたそうで。坊ちゃまの意志を無視して少年騎士団に入団させようと、無理矢理連れ去ったんです」
泣きながら、お手伝いの奥さんが言う。
「坊ちゃまは女の子として生きていきたいと望んでいるんです。でも、奥様はそれをどうしても許せなくて…」
「もう、会えないんですか?」
クリスは呆然と立ち尽くした。
少年騎士団は、男しか通えない学校で。
よっぽどのことがない限り15歳まで出てこられないところだという。
「……」
クリスはきゅっと唇を噛みしめると。
両親の元へ走った。
両親と祖父を呼び出して、大声で叫んだ。
「お願いします。少年騎士団に入団させてください」
クリスには聞き覚えのある言葉だった。
引っ越す前、近所で少年騎士団に入団するという男の子を知っているからだ。
「最初から…奥様は決められていたそうで。坊ちゃまの意志を無視して少年騎士団に入団させようと、無理矢理連れ去ったんです」
泣きながら、お手伝いの奥さんが言う。
「坊ちゃまは女の子として生きていきたいと望んでいるんです。でも、奥様はそれをどうしても許せなくて…」
「もう、会えないんですか?」
クリスは呆然と立ち尽くした。
少年騎士団は、男しか通えない学校で。
よっぽどのことがない限り15歳まで出てこられないところだという。
「……」
クリスはきゅっと唇を噛みしめると。
両親の元へ走った。
両親と祖父を呼び出して、大声で叫んだ。
「お願いします。少年騎士団に入団させてください」