青い夏の、わすれもの。
...はずだった。
「おい!ボーンのファースト!」
「あっ、はいっ!」
私は思わず立ち上がってしまった。
「なんなんだ、その気の抜けた音は?!大会まであと2週間なんだぞ?!もっとファーストとしての自覚を持て!」
「はいっ」
威勢良く返事をしたものの、その後もミスを連発。
その度に合奏が中断された。
「ボーンのファースト!なんか言うことないのか?!」
他の人もミスはしている。
でも、致命的なミスをしてるのは私だけ。
私に先生の怒りの矛先が集中した。
私は立ち上がり頭を下げた。
「申し訳ございません...」
涙が出そうで蚊の鳴くような声しか出なかった。
「他に言うことあるだろ?これだけ止めておいてまだここにいる気か?!」
...あ、そういうことか。
私は先生に誘導されるまで、その答えに気づけなかった。
ほんと、バカだ。
私...大バカだ。
こんなんじゃ、釣り合わない。
風くんの隣に一生...並べない。
「すみません。外に出ます...」
「聞こえない。もっと腹から声出せ!金管なのに腹筋も鍛えてないのか?」
「すみません...」
声が出来ず、腹筋は毎日100回やってますとも、退出させて下さいとも言えないでいると、隣からガタンと音が聞こえた。
一斉に全員の視線が集まる。
そこにいたのは...
「おい!ボーンのファースト!」
「あっ、はいっ!」
私は思わず立ち上がってしまった。
「なんなんだ、その気の抜けた音は?!大会まであと2週間なんだぞ?!もっとファーストとしての自覚を持て!」
「はいっ」
威勢良く返事をしたものの、その後もミスを連発。
その度に合奏が中断された。
「ボーンのファースト!なんか言うことないのか?!」
他の人もミスはしている。
でも、致命的なミスをしてるのは私だけ。
私に先生の怒りの矛先が集中した。
私は立ち上がり頭を下げた。
「申し訳ございません...」
涙が出そうで蚊の鳴くような声しか出なかった。
「他に言うことあるだろ?これだけ止めておいてまだここにいる気か?!」
...あ、そういうことか。
私は先生に誘導されるまで、その答えに気づけなかった。
ほんと、バカだ。
私...大バカだ。
こんなんじゃ、釣り合わない。
風くんの隣に一生...並べない。
「すみません。外に出ます...」
「聞こえない。もっと腹から声出せ!金管なのに腹筋も鍛えてないのか?」
「すみません...」
声が出来ず、腹筋は毎日100回やってますとも、退出させて下さいとも言えないでいると、隣からガタンと音が聞こえた。
一斉に全員の視線が集まる。
そこにいたのは...