青い夏の、わすれもの。
「オレにアイス与えておけば何でも言うこと聞くと思ってるのか?ったく、オレも安く見られたもんだな」


ひねくれた返しをしてきた。

ほんとは欲しいくせに。

気に入らないけど、ここはわたしが下に出るしかない。

わたしは奥の奥の手を出した。


「じゃ、じゃあ、今回は奮発してハーゲンダッツにする!わたし、ストロベリーが好きなんだけど、さつまくんは何味が好き?」

「だーかーら、そういうことじゃないって」


じゃあ、どういうこと?

そう聞こうとしたところで、微かに声が聞こえた。

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