青い夏の、わすれもの。
寝ぼけ眼を必死にこすってこじ開け、わたしは6時45分に学校に到着した。
この時間だと、鍵担当の教頭先生くらいしか来ていない。
生徒に至っては高体連が終わったばかりだし、新体制になる前だからそんなに気合いを入れて練習している部などない。
だから、ほぼ貸し切り状態というわけだ。
わたしは上履きに履き替え、3階まで続く長すぎる階段を上った。
「ふわぁ...眠いぃ」
生あくびを繰り返し、涙で視界が歪む。
「うおっ!」
「おい、大丈夫か?」
最後の1段で足の爪先を引っ掛け、前につんのめった。
だけど、声の主が腕をガシッと掴み、助けてくれた。
「あ、ありがとう...」
「朝から転ばれちゃたまんない」
「ごめんなさい...」
「いいから行くよ」
わたしがシュンとしても、さつまくんが引っ張ってくれる。
ほんと、有り難い存在だ。
ぶっきらぼうで取っ付きにくいところもあるけど、根は真面目で優しいからわたしはさつまくんを尊敬、信頼している。
この時間だと、鍵担当の教頭先生くらいしか来ていない。
生徒に至っては高体連が終わったばかりだし、新体制になる前だからそんなに気合いを入れて練習している部などない。
だから、ほぼ貸し切り状態というわけだ。
わたしは上履きに履き替え、3階まで続く長すぎる階段を上った。
「ふわぁ...眠いぃ」
生あくびを繰り返し、涙で視界が歪む。
「うおっ!」
「おい、大丈夫か?」
最後の1段で足の爪先を引っ掛け、前につんのめった。
だけど、声の主が腕をガシッと掴み、助けてくれた。
「あ、ありがとう...」
「朝から転ばれちゃたまんない」
「ごめんなさい...」
「いいから行くよ」
わたしがシュンとしても、さつまくんが引っ張ってくれる。
ほんと、有り難い存在だ。
ぶっきらぼうで取っ付きにくいところもあるけど、根は真面目で優しいからわたしはさつまくんを尊敬、信頼している。