恋の駆け引きはいつだって刺激的【完結】
その後、私たちは他のショーや、生き物たちを見て館内を出た。
時刻は13時過ぎだった。
本当は館内で昼食を取ってもよかったのだけど、人が大勢いたためやめることにした。
どこか別の場所で昼食を取ることになった。
館内を出るとすぐに冷たい風が頬を撫で思わずコートに首をすくめた。
今日も寒いな、なんて思いながらも視線を広い駐車場へ向けた。
もう少しでこの手を離してくれるだろうと思いながら彼の駐車している車へ近づく。
だけど。
「え…―」
ちょうど夏希君の車の前に立っている千秋さんの姿を目にして二人で足を止めた。
最初、ありえない光景に幻かと思った。でも違うようだ。何度も瞼を擦っても千秋さんの姿がある。
呆然として立ち尽くす私にゆっくりと千秋さんが近づいてくる。
隣の夏希君は特に驚く様子もなくじっと千秋さんを見据える。
最後まで離してくれない彼の手が私の手を更に強く握った。
時刻は13時過ぎだった。
本当は館内で昼食を取ってもよかったのだけど、人が大勢いたためやめることにした。
どこか別の場所で昼食を取ることになった。
館内を出るとすぐに冷たい風が頬を撫で思わずコートに首をすくめた。
今日も寒いな、なんて思いながらも視線を広い駐車場へ向けた。
もう少しでこの手を離してくれるだろうと思いながら彼の駐車している車へ近づく。
だけど。
「え…―」
ちょうど夏希君の車の前に立っている千秋さんの姿を目にして二人で足を止めた。
最初、ありえない光景に幻かと思った。でも違うようだ。何度も瞼を擦っても千秋さんの姿がある。
呆然として立ち尽くす私にゆっくりと千秋さんが近づいてくる。
隣の夏希君は特に驚く様子もなくじっと千秋さんを見据える。
最後まで離してくれない彼の手が私の手を更に強く握った。