お姫様は恋してる?
私が学校へ出かけるタイミングで空港に向かうという秀介と一緒に家を出る。
「一叶、しばらくは側にいられないけど、毎日電話するからな。」
「うん。待ってる。」
周りをキョロキョロしてから、私を抱きしめてキスをされた。
最初は軽いものだったはずなのに、秀介の舌が口の中に入って来て、舌を絡めてくる。
「ん、んー。」
力が抜けそうになると唇が離れ、髪を持ち上げられた後、頸にチクリと痛みがはしった。
トロンとした目をしている私を少し意地悪な表情の秀介さんは、もう一度抱きしめる。
「春休みは、ニューヨークに来るといい。待ってるよ。」
「うん。」
もうっ。秀介、今から学校行けないよぉ。
このまま秀介と一緒にいたくなっちゃったよ。
「ほら、学校行かないと遅刻するよ。」
「もうっ。秀介のイジワル!」
ニコニコなのかニヤニヤなのか微妙な笑い顔の秀介をその場に残して、私は学校へ向かって走り出した。
「一叶、しばらくは側にいられないけど、毎日電話するからな。」
「うん。待ってる。」
周りをキョロキョロしてから、私を抱きしめてキスをされた。
最初は軽いものだったはずなのに、秀介の舌が口の中に入って来て、舌を絡めてくる。
「ん、んー。」
力が抜けそうになると唇が離れ、髪を持ち上げられた後、頸にチクリと痛みがはしった。
トロンとした目をしている私を少し意地悪な表情の秀介さんは、もう一度抱きしめる。
「春休みは、ニューヨークに来るといい。待ってるよ。」
「うん。」
もうっ。秀介、今から学校行けないよぉ。
このまま秀介と一緒にいたくなっちゃったよ。
「ほら、学校行かないと遅刻するよ。」
「もうっ。秀介のイジワル!」
ニコニコなのかニヤニヤなのか微妙な笑い顔の秀介をその場に残して、私は学校へ向かって走り出した。