優秀な姉よりどんくさい私の方が好きだなんてありえません!
ノートパソコンを二台置いた。
一台は今園室長パソコン、もう一台は私が使っているパソコン。
まさか―――消去したはずなのに?
監視カメラ映像が映し出された。
以前はなかった専務室前に監視カメラが仕掛けられてあった。
いつの間に?こんな―――
日奈子が出てくるとそれと入れ違いで営業二課の課長がやってきた。
今園室長は拡大し、課長の手に書類があることを強調した。
壱哉が課長に尋ねた。
「これは差し替えるための書類だな?」
課長は青い顔をし、うなずいた。
「申し訳ありません」
「課長は部屋から出てきた時は別の書類を手にしている。拡大するとわかるが、書類に付箋がついている。日奈子はどこへ持っていくものなのか、混ざらないように場所ごとに違う付箋を使っているんだ」
「そうですね。きちんとした仕事をするので彼女の仕事にミスはありません」
今園室長も強くうなずいた。
「日奈子は仕事は遅いかもしれないが、丁寧だからなんだ。だから、書類が混ざることがない」
優しげな顔で壱哉が言った。
隣の今園室長が珍しく苦笑していた。
一台は今園室長パソコン、もう一台は私が使っているパソコン。
まさか―――消去したはずなのに?
監視カメラ映像が映し出された。
以前はなかった専務室前に監視カメラが仕掛けられてあった。
いつの間に?こんな―――
日奈子が出てくるとそれと入れ違いで営業二課の課長がやってきた。
今園室長は拡大し、課長の手に書類があることを強調した。
壱哉が課長に尋ねた。
「これは差し替えるための書類だな?」
課長は青い顔をし、うなずいた。
「申し訳ありません」
「課長は部屋から出てきた時は別の書類を手にしている。拡大するとわかるが、書類に付箋がついている。日奈子はどこへ持っていくものなのか、混ざらないように場所ごとに違う付箋を使っているんだ」
「そうですね。きちんとした仕事をするので彼女の仕事にミスはありません」
今園室長も強くうなずいた。
「日奈子は仕事は遅いかもしれないが、丁寧だからなんだ。だから、書類が混ざることがない」
優しげな顔で壱哉が言った。
隣の今園室長が珍しく苦笑していた。