【書籍化&コミカライズ】身代わり聖女の初夜権~国外追放されたわたし、なぜかもふもふの聖獣様に溺愛されています~
「ああ、ジャネリー、その話はもういいわ。お茶が冷めてしまったの。新しく入れてちょうだい」
これまでの聖女様が果たしてきたお役目などについて講義をしていたら、聖女様が話をさえぎって、わたくしに命じました。
確かにもう何度かこの話はしています。聖女様も飽きてしまわれたのかも……。
「仰せのままに」
「今度から言われる前に気が付いてくれるとありがたいわ」
にっこりと笑うと、聖女様は主に衣装を担当している他の神官に話しかけました。
「ねえ、聖女のドレスなんだけど、白以外の色は駄目なのかしら。せっかくのドレスなんだし、もっと華やかにしたいの」
「申し訳ございません。聖女様のお衣装は白と決まっております。白は女神レクトマリアの色ですから」
「そう? じゃあ、女神様が許してくれればいいのね。今度国王陛下に聞いてみよっと」
「ですが……」
聖女様は少しいらいらされているようで、目を細め、衣装担当の神官をじいっと見つめます。
「聖女のあたしの言葉は女神様の言葉と一緒だと思わない? 国王陛下ならわかってくれるはずよ」
聖女様……?
これまでの聖女様が果たしてきたお役目などについて講義をしていたら、聖女様が話をさえぎって、わたくしに命じました。
確かにもう何度かこの話はしています。聖女様も飽きてしまわれたのかも……。
「仰せのままに」
「今度から言われる前に気が付いてくれるとありがたいわ」
にっこりと笑うと、聖女様は主に衣装を担当している他の神官に話しかけました。
「ねえ、聖女のドレスなんだけど、白以外の色は駄目なのかしら。せっかくのドレスなんだし、もっと華やかにしたいの」
「申し訳ございません。聖女様のお衣装は白と決まっております。白は女神レクトマリアの色ですから」
「そう? じゃあ、女神様が許してくれればいいのね。今度国王陛下に聞いてみよっと」
「ですが……」
聖女様は少しいらいらされているようで、目を細め、衣装担当の神官をじいっと見つめます。
「聖女のあたしの言葉は女神様の言葉と一緒だと思わない? 国王陛下ならわかってくれるはずよ」
聖女様……?