❀洋服屋―――future―――❀
―――翌日―――

彼女はアポを取り、自分の店に来てくれるように頼んだ。

彼女は何故か、派手な恰好をしており、スカートを穿いている。

朝の九時に来てくれる様で、自分が見立てたメンズ服👕を、披露する事になった。


―――楽しみだな・・・もうちょと・・・大人っぽく・・・

否―――これで丁度いい―――。


『もぉう・・・恥ずかしい・・・何をやっているの?』


恥ずかしい・・・今の―――。


そう思っているうちに、此処の『future』に来てしまう。

お店を持っている人って、こんな心境になるんだ。

その気持ちを大事にしなきゃいけない。


―――あ・・・いらっしゃい・・・


―――どうぞ・・・服屋・・・future店へ・・・


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