❀洋服屋―――future―――❀
丁度、酒を飲みながら、緑は野村翔希の家🏡におり、彼女は不意に母親と祖父の事を思い出した。

二人は眠るように亡くなり、大往生と言うものだった。

家族が居なくなると、残されたものは、深い傷を植え付けられる。


「俺が・・・いるだろう?親父さんも・・・妹さんもいるだろう?御爺様の様に・・・全うに生き抜けばいい・・・だから・・・俺を・・・頼れよ!!!!それとも・・・俺じゃ・・・駄目なのか?」


最後に、彼女に遺言書があった。


『緑・・・御爺様は・・・もう助からん・・・だから・・・せめてもの・・・言葉を残してく・・・お前は・・・良く頑張った・・・fashionと言う、『future店』を残していく・・・それを・・・どう使うのか・・・見届けるのが残念だ・・・だから・・・自分なりに・・・生きて行け・・・それから、家族を大事にしなさい・・・喧嘩したなら・・・仲直りしなさい・・・分かったか?』


御爺様の遺言書であり、母親の遺言書もある。


『貴方は・・・美人に育ったんだし・・・優しい子に育ってほしい・・・例え喧嘩をする時もある・・・だけど・・・貴方達は・・・私が居なくなっても・・・上手くやっていけるだろう?』


―――最後に・・・貴方・・・頑張って・・・



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