ツイてない!!〜But,I'm lucky to have you〜
事務部長がニッコリと微笑む。
何から何まで本当に助かるけど、これって甘えちゃっていいものなのか?まぁ、でも私が火事の対応しても、ただオロオロして無駄に時間が過ぎてしまいそう。

「花音、OKよ」

電話を切った琴羽さんがこちらに戻ってきた。
とりあえず、寝るところを確保できたみたい。よかった。

「じゃあ、二葉先生、一緒に帰りましょう。琴羽、車を回して。
長野先生も、お疲れ様でした。明日からも二葉先生のフォロー、よろしくお願いします。火傷の治療もお任せしますね」

「あ、あぁ。無理すんなよ、二葉」


「…長野先生、ありがとうございました。また、明日」

事務部長のテキパキとした態度に、長野先生はそれ以上何も言えない。さっきまでの告白か!?みたいな怪しい空気も消えた。
私もその勢いに飲まれて、事務部長の後をくっついていくしかなかった。


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