お嬢の神隠し
「もしもし!海里!!秀羽と中学生の男のが公園で倒れる!」
『分かった!その中学生の名前は?』
あ、確かに聞いてなかった。
「ねぇ、君名前は?」
「凛太郎…」
「海里!凛太郎くん!」
『凛太郎?!まじか…、もうすぐで着くから分かりやすい所でまってて!」
「知り合いなの?うん、分かった」
海里と凛太郎くんは知り合いだったのか。てことは秀羽とも知り合い?
どういう繋がりかどうかは私に分からないけど、早く助けないと。
「秀羽、凛太郎くん大丈夫?もうすぐだから」
「わりぃーな莉乃。凛太郎、大丈夫か?」
「うん、大丈夫…」
やっぱり知り合いか…。
「大丈夫かー、秀羽!凛太郎!」
海里がバイクで来た。
「凛太郎、後ろに乗れ。秀羽は莉乃の後ろに」
「あ、この男の人どうしよう」
秀羽と凛太郎くんを襲った男の人がずっと地べたで倒れている。
「それなら大丈夫、後で後始末する」
後始末?この男の人、そんなにヤバい人?
とりあえず、秀羽をバイクの後ろに乗せ
海里の後ろに着いていった。
そして到着したのが…