昼と夜の間で、僕らは手をつなぎ合う
「……あれ?」
それは週明けの月曜。
海に行った翌日の、夕方のことだった。
日中はまた矢崎さんたちと話すことができて、つい先ほどまでは、ここ、図書室で雨夜くんと幸せな時間を過ごして。
そして、雨夜くんが授業のために先に出て行ったあと。
わたしは図書室のドア付近に、なにかが落ちているのに気がついた。
「カギ……」
近寄っていって拾い上げてみると、それはRのイニシャルチャームがついたカギだった。
R。涼。雨夜くんのものだと、すぐにピンときた。
きっと自転車のカギだ。急いでドアを開けるものの、もう雨夜くんの姿はなくて。