昼と夜の間で、僕らは手をつなぎ合う

……どうしよう。自転車置き場に行って、それらしい自転車に挿しておこうか。

でも間違っていたら困るし、そもそも勝手に差しておくのは無用心だ。


カギを持ったまま、眉根を寄せて少し悩んで。

それからわたしは、フリースペースに置いていた自分のカバンを肩にかけると、意を決して図書室を出ていった。


夜間の教室に、届けに行こうと思った。


夜間生がたくさんいるであろう場所に届けに行くなんて、すごく難易度の高いこと。

今までのわたしなら、考えられなかったことだ。


でも、ここ最近驚くほどうまく回り始めた日常や、自覚した初恋。

そういったものたちが、わたしの背中を押してくれていた。
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