すべてが始まる夜に
「これは、俺から茉里へのクリスマスプレゼント。受け取ってもらえるか?」
「えっ? わたしに……?」
目の前に置かれた紙袋と部長の顔を交互に見ながら、驚きすぎて言葉が続かない。
こんなプレゼントを用意してくれてたなんて……。
「実はな、熱海で渡そうと思って用意していたんだ。だけどレッスンの一環として渡すのもどうかと思って、直前になって持って行くのやめたんだ。そしたらさ、旅館で茉里からネクタイのプレゼントをもらっただろ。茉里が俺にプレゼントなんか用意してくれてるなんて思いもしなかったからさ、俺もプレゼント持ってくれば良かったって相当後悔したよ……」
本当に後悔していたのか、残念そうな表情を私に向ける。
「ゆ、悠くん……、見ても、いい?」
「いいよ。気に入ってくれるとうれしいけど」
私は紙袋の中に手を伸ばすと、青いリボンのついた白くて小さい四角い箱を取り出した。
ドキドキしながらリボンを解き、そっと箱を開ける。
すると、愛らしいハートのシルバーのネックレスが現れた。
ハートの真ん中にはダイヤだろうか。
きらきらと輝く小さな石がついている。
「うわぁ……きれい……」
なんて可愛くて清楚で素敵なネックレスなんだろう。
こんなプレゼントを用意してくれてたなんて、もう感動しすぎて何も言葉が出てこない。
こんな幸せな気持ちを味わったことがなくて、うれしくて涙が浮かんでくる。
「気に入ってくれた?」
部長に問いかけられ、頷くと同時に、涙が溢れてきた。
「えっ? わたしに……?」
目の前に置かれた紙袋と部長の顔を交互に見ながら、驚きすぎて言葉が続かない。
こんなプレゼントを用意してくれてたなんて……。
「実はな、熱海で渡そうと思って用意していたんだ。だけどレッスンの一環として渡すのもどうかと思って、直前になって持って行くのやめたんだ。そしたらさ、旅館で茉里からネクタイのプレゼントをもらっただろ。茉里が俺にプレゼントなんか用意してくれてるなんて思いもしなかったからさ、俺もプレゼント持ってくれば良かったって相当後悔したよ……」
本当に後悔していたのか、残念そうな表情を私に向ける。
「ゆ、悠くん……、見ても、いい?」
「いいよ。気に入ってくれるとうれしいけど」
私は紙袋の中に手を伸ばすと、青いリボンのついた白くて小さい四角い箱を取り出した。
ドキドキしながらリボンを解き、そっと箱を開ける。
すると、愛らしいハートのシルバーのネックレスが現れた。
ハートの真ん中にはダイヤだろうか。
きらきらと輝く小さな石がついている。
「うわぁ……きれい……」
なんて可愛くて清楚で素敵なネックレスなんだろう。
こんなプレゼントを用意してくれてたなんて、もう感動しすぎて何も言葉が出てこない。
こんな幸せな気持ちを味わったことがなくて、うれしくて涙が浮かんでくる。
「気に入ってくれた?」
部長に問いかけられ、頷くと同時に、涙が溢れてきた。