【コミカライズ】若き社長は婚約者の姉を溺愛する《宮ノ入シリーズ①》【番外編更新】
「八木沢室長!? なおさら、内容を聞いてください!」
「大丈夫。会社にとってマイナスなことや社長に攻撃しなければ、あの人は優しい人だよ(たぶん)」
小声で、たぶんって言ったのを私は聞き逃さなかった。
「遅いとイライラするかもしれない。きっと会議資料を作ってほしいじゃないかな。沖重さんの資料は見やすいって、評判だからね」
「会議資料ですか? わかりました。じゃあ、いってきます……」
不安だったけど、課長が言うように、早く行かなければ、印象が悪くなり、たいしたことない用事であっても、来るのが遅いというだけで叱られてしまうかもしれない。
用事を聞いて、すぐに総務部へ戻ればいいだけ。
そう自分に言い聞かせ、エレベーターに乗り、最上階を目指す。
最上階へ行くのは初めてで、窓から見える眺めがとてもいい。
いつもお昼のお弁当を広げている公園が、最上階の窓からも見えた。
――豆粒くらいだけど、ここから、公園全体を見渡せるのね。
公園はビル群の中に存在し、そこだけ、緑がぽつんとある。
池から白い鳥が飛んで行くのが見え、今度は池の周りを散歩しようと決めた。
「大丈夫。会社にとってマイナスなことや社長に攻撃しなければ、あの人は優しい人だよ(たぶん)」
小声で、たぶんって言ったのを私は聞き逃さなかった。
「遅いとイライラするかもしれない。きっと会議資料を作ってほしいじゃないかな。沖重さんの資料は見やすいって、評判だからね」
「会議資料ですか? わかりました。じゃあ、いってきます……」
不安だったけど、課長が言うように、早く行かなければ、印象が悪くなり、たいしたことない用事であっても、来るのが遅いというだけで叱られてしまうかもしれない。
用事を聞いて、すぐに総務部へ戻ればいいだけ。
そう自分に言い聞かせ、エレベーターに乗り、最上階を目指す。
最上階へ行くのは初めてで、窓から見える眺めがとてもいい。
いつもお昼のお弁当を広げている公園が、最上階の窓からも見えた。
――豆粒くらいだけど、ここから、公園全体を見渡せるのね。
公園はビル群の中に存在し、そこだけ、緑がぽつんとある。
池から白い鳥が飛んで行くのが見え、今度は池の周りを散歩しようと決めた。