8月25日(後編)
「最近、英語に興味出てきてさ?それで…」

「そうなんだ?慧くん頭いいから、すぐに吸収するだろうね」

「んーでも結構難しそうなんだよね」


そう言いながらお茶を口に運ぶ慧くんから視線をそらす。


なんだろう…この気持ち。

置いていかれてるような…?

寂しい、虚しい…そんな気持ち。


勝手に慧くんはわたしと同じだと思っていた。


もちろんこんなわたしと同じと思うのは失礼かもしれないけど、これまで慧くんの趣味などを聞いたことがなかったから…

そういうところは同じだと思っていた。


だけど、慧くんも趣味とまでは言わずとも、興味がわくものを見つけたってことだもんね。


そんなこんなで寂しくて虚しいんだ。

「まぁ、すぐ辞めるかもしれないけどね」


と言った慧くんに顔をあげる。


「紗良ちゃんも一緒に通う?バイト辞めるんだよね?」

そう言った慧くんは本気なのか冗談なのか…。
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