あの日、雪が降っていてよかった。【完】
「ほ、ほんとです!」


夜ご飯だって優柔不断な私のために毎回2択を選ばせてくれるし

寝室だって私に使わせてくれてるし。


「あ、あと、暗くて眠れないから電気つけっぱなしで寝ちゃうんですけど、私が眠ったら電気消してくれてるし…、」

『ゆきが!?…ってか、寝室貸してもらってるの?』

「あ、はい…。雪村さん、基本は部屋で眠るから使ってないって…、」


私が言うと

それはあってるんだけどさぁー、と意味深げに言いながら

忍さんは雪村さんのほうを見つめた。
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