あの日、雪が降っていてよかった。【完】
『………ていうか、電気気づいてたの。』

「あっ、はい…。朝、外からの日差しで目が覚めるなぁって、気づいて…、」


今まではそんなことなかったのになんでだろうって考えたら

そうか、部屋がちゃんと暗いから朝日が眩しいんだって気がついて。


「きっと夜中に、雪村さんが電気消してくれてるんだろうなって、思ってました、」

『チッ…、わかってんなら消して寝なよ。』

「す、すみません、」


暗いところだと寝付けなくて、と私が言うと

はぁー、と呆れたように雪村さんはため息をついた。
< 110 / 557 >

この作品をシェア

pagetop