あの日、雪が降っていてよかった。【完】
-神室side-


『珍しーねー、ゆきが自分から外行くなんて。』

『………気に入ってるんじゃない?唯ちゃんのこと、』

『ゆきがぁ?そりゃあ唯ちゃん才能あるし、そこにはベタ惚れだと思うけどー、』


男とか女とか、ゆきには1番無縁でしょ、と

忍は苦笑した。


『まぁ、珍しいタイプだもんね、唯ちゃん。』


忍の言う通り

唯ちゃんは、同い年の女の子達とは

明らかに何か違うものを感じる。

性格も、人との距離感も。

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