あの日、雪が降っていてよかった。【完】
クリスマス恒例イベントみたいな感じだから、と

雪村さんは少し面倒くさそうな顔をしつつ

そう言った。


『だから、その辺は暫く部屋に籠ると思う。』


そうじゃなくても

毎日毎日、夜遅くまで雪村さんは作業してる。

それでも、どんなにスケジュールが厳しくなっても

ファンの人との距離を、大切にしているのかな。

私はそんなことを考えながら、わかりました、と頷いた。

< 162 / 557 >

この作品をシェア

pagetop