あの日、雪が降っていてよかった。【完】
『あ、あの、今日はありがとうございました…、』


あの後、ショッピングモールを出て

私の家から荷物を回収してきて

雪村さんの家に戻ってきた私は

両手に荷物を持った仁さんと仁さんに頭を下げた。


『大丈夫大丈夫ー、むしろ、ほんとにこれだけしか持ってこなくてよかったの?』

「はい、ほんとにこれだけしかないので…、」


苦笑すると

今度またゆっくりお買い物行こうねー、と

忍さんはにこにこしながら私に言った。

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