俺が好きなのは、世界一可愛い君
「全く。怜香はもうピンピンしてるよ。そう慌てんな、ボウヤ」
「じゃあどこに?」
「今日は何月何日だい?」
何月何日って……
「1月1日ですけど……」
「まだわからない?」
「? 分かりませんけど」
「普通の人はその日をお正月と呼ぶんだよ、ボウヤ。怜香は今、おみくじついでに御詣りに行ってるよ」
おみくじついでに御詣りに……
ママさんは仕方がない子を見るような目で教えてくれたが、普通逆ではないだろうか。
早乙女は呆れ、真愛さんはクスクスと笑っている。
怜ちゃんばかりに気をとられ、このイベントを忘れていた。
「じゃあどこに?」
「今日は何月何日だい?」
何月何日って……
「1月1日ですけど……」
「まだわからない?」
「? 分かりませんけど」
「普通の人はその日をお正月と呼ぶんだよ、ボウヤ。怜香は今、おみくじついでに御詣りに行ってるよ」
おみくじついでに御詣りに……
ママさんは仕方がない子を見るような目で教えてくれたが、普通逆ではないだろうか。
早乙女は呆れ、真愛さんはクスクスと笑っている。
怜ちゃんばかりに気をとられ、このイベントを忘れていた。