sugar spot



自分の心にある説明のつかない複雑な気持ちを
必死に押し込めた。

感情を邪魔されたりしない。
乱されたりしない。

そう思っていたのに。


『_____この酔っ払い馬鹿、
一応今日の主賓なので返してもらえますか。』


『…おい、突っ立ってないでやること教えろ。』


『別にお前のために動くんじゃ無いから
安心すれば?』


あんたは、なんなの。

何を考えてるの。
「同期」としてなら、近づいても良いの。

ちひろさんの言っていた”助け合う”存在になら、
私達でも、なれるのかもしれない。




だけど、やっぱり。


『__俺は、あいつには絶対、頼らない。』



じゃあ簡単に、踏み込んでこないでよ。

助けたりしないでよ。

_____結局、突き放すんじゃない。

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