ツインレイ⋅⋅⋅唯一無二
(13)連絡が····

目が覚めて泣きわめく舞桜の
対応に俺もお義母さんも
疲れ果てていた。

お義父さんは、あれ以来
病院には、来ていない。

お義母さんと一日交代で
家に帰るが
お義母さんは、お義父さんの事は
一切話さない。

その上、美桜の携帯に繋がらず
その事が俺に大きく響いていた。

美桜は、いったい······

俺に呆れてしまったのだろか····

美桜の事を考えるだけで
身体が張り裂けそうになる
この手に抱きしめたい
この腕に······

だが、今···

   動けない······
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