ツインレイ⋅⋅⋅唯一無二
(25)その後1️⃣

••結婚の報告


涼ちゃんが男性を連れて来た。

三井 俊介さんと言って
涼ちゃんと同じ年の方。

日本全土の空港に入っている
カフェやレストランを
  経営している方らしい。

色々あって一度離れた二人。
私が絡んでいたのでは
ないか······と思うが。

俊介さんのご両親は、
お元気で、妹さん夫婦が
近くに暮らしていると。

俊介さんは、もう結婚しないと
思って諦められているらしいが。

涼ちゃんの話しをしたら
驚きと共に凄い喜びで
大変だったらしい。

私達も結婚の報告をした。

慶は、母である涼ちゃんに
「美桜さんとの
  結婚をお許し頂けますか?」
と、頭を下げると
「必ず、必ず、幸せにして。
寂しい、辛い思いは絶対にさせないで
沢山、辛い思いをした娘だから。
だから、約束して。」
と、涼ちゃん。
「必ず、必ず、約束します。」
と、涼ちゃんに言う慶。
「涼ちゃん。いや、お母さん。
小さい時からずっと護ってくれて
ありがとうございます。
涼ちゃんがいてくれたから
生きてこれたの。
本当に感謝してもしきれない。
私は、慶と瑞樹と
幸せになるから。
涼ちゃん、お母さんも
幸せになってね。
私のせいで、婚期遅れてごめんなさい。」
と、涼ちゃん事 母に伝え
「私は、涼ちゃんの娘となっています。
私の為に自分の幸せを
後回しにさせたと思っています。
とても、優しくて綺麗な母です。
母を宜しくお願い致します。」
と、俊介さんに頭を下げると

「必ず幸せにします。
と、言うか
俺が馬鹿みたいな見栄を
はったから涼からさられたんだ。
だから、馬鹿な事は
二度とやらない。
あなたも、美桜ちゃんも慶君と
幸せになって欲しい。
俺は、あなたの父親になるのだから
なんでも相談して欲しい。」
と、言われて

涼ちゃんは、泣きながら
私を抱き締めるから
私も抱き締め返す。
そんな私達を瑞樹が抱き締めるから
三人で泣き笑いをした。

涼ちゃんは、俊介さんのご両親と
妹さん夫婦にご挨拶に日本へ。

私達も一度、結城のご両親に
挨拶へ行く事に。

瑞樹がいるから
何度も日本へと行き来できないから
涼ちゃん達が挨拶をして
涼ちゃん達は、身内だけで
写真撮影をするだけに。

その時 娘である私と孫になる瑞樹も
顔合せとなる。

その時に美桜と瑞樹は、
結城家に挨拶をする。

美桜と慶の式は、
アメリカで挙げる事にした。

それと·······

俊介さんが、慶の柔らかな雰囲気を
気に入り、アメリカの空港に
出すカフェとレストランの
支社長をお願いできないかと

アメリカの大きな空港のみと
考えているみたいだが
ロサンゼルスに支社を置き
ロサンゼルス空港に入る

ワシントンダレスや
サンフランシスコを
視野に入れてるらしい。

住まいも支社の入るビルの中に
入ったらと涼ちゃんが。
日本人学校も近いし
付属幼稚園もあると。

美桜と慶が離れなくて良いように。
涼ちゃんと俊介さんが考えてくれた。

こんなにしてもらって良いのか
と、思ったが
「涼が美桜ちゃんを心配して
俺を後回しにするのはわかっている。
美桜ちゃんが、どれだけ大切なのか
わかっているから
だから、少しでも、
涼の不安をなくしたい。」
と、俊介さん。

「涼ちゃん、愛されてるね。」
と、言うと真っ赤になりながら
照れる涼ちゃん。

バタバタだが、三日間
四人で打ち合わせをして
俊介さんと慶は、
支社に出向いたりしていた。

美桜は、作品を作りながら
引っ越しの準備を涼と進める。
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