りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「あ、コウくん起きた?おはよー」
瞼を開ければ目の前に彼女の姿が見えた。
「……」
「水でも飲む?」
すぐにケーコさんの部屋だという事は理解出来たのだけど、何故自分がここにいるのか経緯は全く分からない。
確か、実習後に飲み会に連れてかれた筈。
俺、どうやって帰ってきたのだろうか。
重く鈍痛が走る頭に両手を当てる。
「二日酔い?大丈夫?」
「……はぁ」
ケーコさんが隣に座り込んで心配そうに覗き込む。
確かに"二日酔い"なのだろが、ますます意味が分からなくて眉間に皺を寄せれば、
「あはは、いつものコウくんだ!」
ケーコさんが目元を細めて笑い出した。