拗らせ片想い~理系女子の恋愛模様
しゃべってただけで何でバックレるって発想になるんだ、と言い返そうとして、でも私も菅原さんと喋っていたのをみて、二人で過ごすと邪推したんだたった・・人のこと言えないか、と思い直し、黙る。
私は今日の飲み会の時間を牧野くんと一緒に過ごせなくて不満なのだ。だから不貞腐れているのだと自覚する。
「牧野くんと一緒に帰れなくて寂しかった」
そう呟くと、ったく、と呆れたよう声が頭の上から聞こえてきた。
「勝手だよな。自分はどんだけやらかしてるのかわかってんのかな」
何のことだろう。今日の飲み会では一緒にいられなくてずっと牧野くん不足だ。研修初日からほとんど毎日顔を見て、話をして、ずっと一緒にだった。話したいときには話せるのが当たり前になっていた。それが今日の飲み会では側に行くことができずにつらかった。
だから今牧野くんにくっついていることが何よりも嬉しく安心した。
もうすぐ研修は終わってしまう。
配属先が遠くなるのはほぼ確実だろう。
遠くても、一緒にいることが許される約束を、研修が終わるまでにできるだろうか・・・
牧野くんの腕の中でつい安心してウトウトしてしまったようだ。
「おい、寝るなよ。怒ったり泣いたり寝たり忙しいやつだな」
笑いながら私の背中ポンポンと叩き、私に話しかけてる。
「明日、せっかくの日曜日だからどっか行きたいんだけど・・俺起きられる自信ねぇな。夜メシ行こうぜ」
やった明日の夜は牧野くんと2人だ、と嬉しかったが、眠くてコクンと頷くのが精いっぱいだった。
翌日、目が覚めたらもう10時を過ぎていた。
日が高くなっていたので、かなり寝たな、と思ったがまさかこんな時間とは・・・
目が覚めて、何だか気分が良いな、と思ったと途端、昨夜のことを思い出す。牧野くんと夜中会ったんだった。
酔っていたのもあり、牧野くんに抱きついてしまった。その後眠くて半分寝ぼけながらベッドに入り、目覚ましもかけずに寝てしまったんだ・・・
牧野くんとは夜ごはんを食べる約束をしてたんから、昼間はゆっくりできるだろう。
研修もあと1週間だ、今週着る服以外のものはどんどん片付けていかなければ。研修が終われば土日を挟み、月曜日からOJTが始まる。本配属になるまでの3か月間、大体6人程度のグループで都内にある支店に配属になり現場研修の期間となる。
私は今日の飲み会の時間を牧野くんと一緒に過ごせなくて不満なのだ。だから不貞腐れているのだと自覚する。
「牧野くんと一緒に帰れなくて寂しかった」
そう呟くと、ったく、と呆れたよう声が頭の上から聞こえてきた。
「勝手だよな。自分はどんだけやらかしてるのかわかってんのかな」
何のことだろう。今日の飲み会では一緒にいられなくてずっと牧野くん不足だ。研修初日からほとんど毎日顔を見て、話をして、ずっと一緒にだった。話したいときには話せるのが当たり前になっていた。それが今日の飲み会では側に行くことができずにつらかった。
だから今牧野くんにくっついていることが何よりも嬉しく安心した。
もうすぐ研修は終わってしまう。
配属先が遠くなるのはほぼ確実だろう。
遠くても、一緒にいることが許される約束を、研修が終わるまでにできるだろうか・・・
牧野くんの腕の中でつい安心してウトウトしてしまったようだ。
「おい、寝るなよ。怒ったり泣いたり寝たり忙しいやつだな」
笑いながら私の背中ポンポンと叩き、私に話しかけてる。
「明日、せっかくの日曜日だからどっか行きたいんだけど・・俺起きられる自信ねぇな。夜メシ行こうぜ」
やった明日の夜は牧野くんと2人だ、と嬉しかったが、眠くてコクンと頷くのが精いっぱいだった。
翌日、目が覚めたらもう10時を過ぎていた。
日が高くなっていたので、かなり寝たな、と思ったがまさかこんな時間とは・・・
目が覚めて、何だか気分が良いな、と思ったと途端、昨夜のことを思い出す。牧野くんと夜中会ったんだった。
酔っていたのもあり、牧野くんに抱きついてしまった。その後眠くて半分寝ぼけながらベッドに入り、目覚ましもかけずに寝てしまったんだ・・・
牧野くんとは夜ごはんを食べる約束をしてたんから、昼間はゆっくりできるだろう。
研修もあと1週間だ、今週着る服以外のものはどんどん片付けていかなければ。研修が終われば土日を挟み、月曜日からOJTが始まる。本配属になるまでの3か月間、大体6人程度のグループで都内にある支店に配属になり現場研修の期間となる。