宝物 番外編付き
ソファーで横になっていて、

は!っと気づいたら、18時になっていた。

トントントントンと、階段を降りてキッチンへ

くるみ
「すみません!お義母さん。寝てました。」

和子
「お父さんからメールきてたから、

大丈夫。 

会社で半日仕事してたんでしょう?

買い物行くかなぁって、2階を覗いたら

気持ち良さそうに寝てたから、

毛布を掛けたのよ。 

退職したのにこき使われて可哀想に。

それに、今日も電気圧力鍋でパパっと

3品も作ったし! ハハハ!」


くるみ
「久しぶりに、集中してパソコンに

向かったから、疲れちゃって〜。」


和子
「そろそろ帰ってくるみたいだし、

明日も2人は、建設会社に打ち合わせ確認で

出かけるらしいわ。」


くるみ
「ああ、今朝お義父さんと蓮さんが

話してたのかな? 」


和子
「くるみちゃんは?予定ある?」

くるみ
「ちょっと、退院してからバタバタしたので

明日は、少し静養します。」


和子
「そうね。忙しかったもんね。」

くるみ
「お義母さんは、お出かけの予定が

あるなら、私がお留守番しますよ!」


和子
「私も明日は、ゆっくりしたいんだ。」


じゃあ、お婆さまの予定が無ければ

お茶でも一緒に飲もうとなった。
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