幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!
……放課後。

バスケットボールのゴールがある公園で、シュート練習しよう。

せっかく、試合に出るんだから勝ちたい。

南條くんに良いところを見せたいとか下心を関係なしに、全力で楽しみたいから。

そのためだったら、練習だって頑張れる。

今日は唯斗くんも春馬くんも仕事で、帰りが遅くなりそうって、携帯にメッセージも入っていたから、練習も存分に出来る!

夕飯の時間を気にすることなく、ゆっくり練習できる。


うん。

頑張ろう。


私は放課後練習に意気込みを入れながら、放課後になるのを待った。
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