隣のイケメン先生にドキドキが止まらない~内緒の授業は放課後に~
『うん、美味しい』


『本当ですか?』


『お世辞抜きに店で出せる。陽愛はすごいんだな…料理はプロ級だ』


『そんな、プロ級だなんてとんでもないです。でも…嬉しいです。ありがとうございます』


先生にほめるれて、ちょっとテンションが上がってしまった。


『こちらこそありがとう』


先生はそれから最後の一本まで綺麗に残さずに食べてくれた。


『美味しかった。ご馳走さま』


『はい…美味しかったなら良かったです』


ぎこちなく笑う私に対して、先生の笑顔は…とても優しくてカッコいい。


この笑顔をこんなに近くで見られて…


みんなが知ったら、学校中の女子から妬まれるだろうな。


ただのお隣さんだけど…


それでもこの距離で先生を感じられるなら…


それで十分。


偶然にも隣に引っ越してきてくれて、ちょっと…ラッキーだったかも。


『課題終わった?』
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